どこかのサイトで見かけたのがきっかけで、「ムービー上で磨りガラスを表現しようとしたらどうしたらいいか?」というのをしばらく考えていました。
ちょうど波紋エフェクトなどを作成したときに、ひとコマずつBitmapDataにして加工するのをやったので「磨りガラスもこれでイケるな」と思い、早速作成してみました。
ソースはこんな感じ
どこかのサイトで見かけたのがきっかけで、「ムービー上で磨りガラスを表現しようとしたらどうしたらいいか?」というのをしばらく考えていました。
ちょうど波紋エフェクトなどを作成したときに、ひとコマずつBitmapDataにして加工するのをやったので「磨りガラスもこれでイケるな」と思い、早速作成してみました。
ソースはこんな感じ
値段の高さから購入を躊躇していたのですが、遅まきながら先日意を決して手に入れました。
内容は、AS3.0の基本をすこしと、簡単な数学(三角関数がメイン)から始まって初歩の物理とその応用を利用してAS3.0アニメーションを作成するものです。
いままでなんとなく作ってきたものが、物理を利用して理論的に組み立てて作成できるようになります。この点が応用を考えると非常に大きいと思います。(まぁなんとなくやっているのがイケナイのですが(^^; )
全体的に図とサンプルとなるスクリプトを示して、わかりやすく解説してくれていますので「物理とか数学はよくわからない」と言う人にもとっつきやすいと思います。
触れられている項目は、速度・加速度・摩擦・跳ね返りなどの初歩の物理からインバースキネマティクス、三次元まで豊富にあります。ビット演算や行列の演算にも触れているところが非常に参考になりました。
不満な点を上げるとすれば、跳ね返りなど物理の部分で「円」の場合でしか紹介されていないこと。長方形が斜めにぶつかったときにどういった計算になるのかということは教えてくれません。およそここから本格的な物理になってくるからだとは思いますが...。
すこし誤植が多いですが、理論的に再構築したい人にはオススメの1冊です。
ActionScript3.0 アニメーション(株式会社 ボーンデジタル:Keith Peters)7,350円